フィリピン
R5 2-3 「南部フィリピン・バンサモロ暫定自治地域における移行期正義の予備的研究:『接触領域』の紛争経験に着目して」(令和5年度 AY2023)
本研究の目的は、バンサモロ暫定自治地域(BARMM)における移行期正義の制度化に対し、複数の宗教・民族集団にルーツを持つ人や混住コミュニティの住民といった「接触領域」にある人びとの紛争経験がどのような影響を及ぼすのかを明らかにすることである
R5 2-3 "Exploratory Study on Transitional Justice in the Bangsamoro Autonomous Region in Muslim Mindanao, Southern Philippines: Focusing on Experience of Conflicts in the “Contact Zone”" (R5 AY2023)
Project Leader Yoshizawa Asuna (Kyoto University, Center for Southeast Asian Studies) Research Project Explora […]
R6-7 1-6「⼈権の時代の東南アジア」(令和5-6年度 AY2024 継続)
本研究は、1970年代から今日を「人権の時代」をみなし、東南アジア現代史を国際人権運動という視点から再考する試みであ
R6 2-4「フィリピンにおけるウシ白血病ウイルス検出系の評価およびウシ白血病ウイルスを媒介する吸血昆虫対策としてのウシをシマウマ模様に塗ることによる影響の評価」(令和6年度 AY2024)
吸血昆虫が媒介するウシ白血病ウイルス(BLV)はウシ白血病を引き起こす。有効なワクチンや治療法がなく発症すると死に至る病気であるため、畜産業や食肉業へ経済的損失をもたらしている
R5-6 1-5「地域研究に根ざしたアジア外交研究の創成」(令和5-6年度 AY2024 継続)
アジア研究は長らくその貧困・開発に重点が置かれていたが、1990年代から経済発展と社会変容の研究に移行した。2010年代以降、アジア諸国は国際社会での重要な「アクター」としての役割を強め、外交も経済発展のためのものからより明確な対外政策を伴うものへと変化した
R6-7 1-2「東南アジアにおけるマダニ媒介性感染症の実態解明と簡易迅速的な診断法の構築」 (令和6-7年度 AY2024 新規)
フィリピンやベトナムは近年著しい経済成長を遂げ、日本への農畜産品の輸出も急増している。しかし、これらの地域における種々の感染症は、家畜の生産性向上を妨げる最も重要な位置を占める
R6-7 4-1「情報化時代における東南アジアの辺境社会」(令和6-7年度 AY2024 新規)
情報化社会の到来は、東南アジアの辺境社会(フロンティア社会)の人々にも及んでいる。特に近年は、SDGsの実践等を契機に情報基盤が整備されることで情報は重要なリソースへと押し上げられ、辺境社会は遠隔地とさらに強力に結合されつつある
R6-7 5-1「フィリピン大学と日常の政治―路上、教室と大統領執務室」(令和6-7年度 AY2024 新規)
フィリピンの最高学府であるフィリピン大学を一つの制度として捉え、主要学部の教員や卒業生のネットワーク、外交、エネルギー政策やマクロ経済運営の分野で果たしてきた役割を検証する