AY2024

パイロット・スタディ・プログラム
R6 2-3「帰還に対するミャンマー難⺠の選択: カイン州のある村を事例として」(令和6年度 AY2024)

ミャンマーカイン州レイケイコー村は、ミャンマーの紛争被害者や帰還難民の受け皿として作られた村であり、日本外務省資金による大規模な支援が行われた

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パイロット・スタディ・プログラム
R6 2-1「都市におけるタイヤイの社会空間: バンコクにおけるタイヤイの若者の社会空間形成に着目して」(令和6年度 AY2024)

本研究対象は、ミャンマー・シャン州からタイ国に移動したタイヤイ(シャン)と呼ばれる民族グループである。本研究は、タイ国の首都バンコクにおけるタイヤイの若者が都市の中で形成する社会空間とはいかなるものであるかについて解明し、移民の若者は都市をどのように生きるかについて明らかにすることを目的としている

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インキュベーション・プログラム
R5-6 1-6「インドネシア・ボロブドゥールのレリーフにおける仏教美術研究」(令和5-6年度 AY2024 継続)

本研究は、インドネシア中部地域のボロブドゥール遺跡について新しい理解を提出することを目指す。8~9世紀頃建立とされるボロブドゥール遺跡の第2~第4回廊主壁(27面、88面、72面)レリーフを、①尊像、②服制、③装飾、④全体の背景の4つの視点から分類・分析し、尊像の図像・尊名の再検討を行う

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インキュベーション・プログラム
R5-6 1-5「地域研究に根ざしたアジア外交研究の創成」(令和5-6年度 AY2024 継続)

アジア研究は長らくその貧困・開発に重点が置かれていたが、1990年代から経済発展と社会変容の研究に移行した。2010年代以降、アジア諸国は国際社会での重要な「アクター」としての役割を強め、外交も経済発展のためのものからより明確な対外政策を伴うものへと変化した

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インキュベーション・プログラム
R5-6 1-4「東〜東南アジアにおける世界農業遺産の推進に資するプラットフォームの構築」(令和5-6年度 AY2024 継続)

本研究の目的は、世界農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage Systems: GIAHS)認定地域の理解や推進支援にむけた異分野の研究者と実務家による協働と対話に基づき、①GIAHSになるような農業システムが形成されるに至った歴史的な機序を包括的に理解するとともに、②農業システムの理解に関わる各研究分野や実務の特性を自己再帰的に考察することにある。そのために自然科学と人文・社会科学を架橋した異分野からなるアカデミアとGIAHS推進に関わってきた実務家からなる超域的で国際的なプラットフォームを組織する

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インキュベーション・プログラム
R5-6 1-3「メコンデルタにおける農業の持続可能性評価に資するための水循環機構の把握手法の検討」(令和5-6年度 AY2024 継続)

本研究はメコンデルタ南西端に位置するベトナムCa Mau省内を対象地域とし、現地調査とデジタルデータ(標高モデル、衛星画像)の統合によって、①現地の農業の持続可能性評価に資するために土地利用(農地の利用形態、分布)、微地形(土地の起伏)、水循環機構(水路網を中心とする地表水の流れのあり方)の関係の現状を明らかにするとともに

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インキュベーション・プログラム
R5-6 1-2「『東南アジア型発展径路』概念の深化に向けたFieldNote Archiveの可能性: インドネシア・南スラウェシを事例として」(令和5-6年度 AY2024 継続)

本年度の主な作業は次の3点である。(1)先行研究・公刊史資料およびFieldNote Archiveを利用して南スラウェシ州東南部の歴史的展開および研究状況を整理し、研究手引書を作成する

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インキュベーション・プログラム
R6-7 1-5「ジャカルタ首都圏の小規模経済活動に対するデジタル化のインパクト: 地域社会の多様性解明に向けたマクロとミクロの融合的研究」(令和6-7年度 AY2024 新規)

本研究では、インドネシアのジャカルタ首都圏において大きな変動の中にある小規模経済活動が生み出す地域的多様性をマクロ・ミクロの融合的な視点から明らかにするものである

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インキュベーション・プログラム
R6-7 1-4「重層信仰論再考: 次世代の東南アジア宗教論に向けた作業仮説構築の試み」(令和6-7年度 AY2024 新規)

本研究は、東南アジア研究の分野での定説となってきた重層信仰モデルを再検討することで、民間信仰への視点から東南アジアの新たな地域像の提示を試みるものである

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インキュベーション・プログラム
R6-7 1-3「山村の景観形成においてヤマチャが果たした機能の検討にむけた分野横断的研究」(令和6-7年度 AY2024 新規)

東南アジア山間地では、自生する「ヤマチャ(山茶)」を意図的に残した「ヤマチャ景観」が形成され、地域史に大きく関与していることが報告されてきた

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