農業・生業・環境など

パイロット・スタディ・プログラム
R6 2-4「フィリピンにおけるウシ白血病ウイルス検出系の評価およびウシ白血病ウイルスを媒介する吸血昆虫対策としてのウシをシマウマ模様に塗ることによる影響の評価」(令和6年度 AY2024)

吸血昆虫が媒介するウシ白血病ウイルス(BLV)はウシ白血病を引き起こす。有効なワクチンや治療法がなく発症すると死に至る病気であるため、畜産業や食肉業へ経済的損失をもたらしている

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パイロット・スタディ・プログラム
R6 2-2「養蜂の技術実践と家畜化をめぐる人類学的研究:ラオスにおける国際開発援助の事例から」(令和6年度 AY2024)

本研究は、ラオス・シェンクワンの養蜂者とミツバチとの相互関係を事例に、国際援助による支援を受ける養蜂の実践を技術・道具の変容への着目から考察し、人間と自然の共生に向けた新たな視座を提示するものである

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インキュベーション・プログラム
R5-6 1-4「東〜東南アジアにおける世界農業遺産の推進に資するプラットフォームの構築」(令和5-6年度 AY2024 継続)

本研究の目的は、世界農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage Systems: GIAHS)認定地域の理解や推進支援にむけた異分野の研究者と実務家による協働と対話に基づき、①GIAHSになるような農業システムが形成されるに至った歴史的な機序を包括的に理解するとともに、②農業システムの理解に関わる各研究分野や実務の特性を自己再帰的に考察することにある。そのために自然科学と人文・社会科学を架橋した異分野からなるアカデミアとGIAHS推進に関わってきた実務家からなる超域的で国際的なプラットフォームを組織する

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インキュベーション・プログラム
R5-6 1-3「メコンデルタにおける農業の持続可能性評価に資するための水循環機構の把握手法の検討」(令和5-6年度 AY2024 継続)

本研究はメコンデルタ南西端に位置するベトナムCa Mau省内を対象地域とし、現地調査とデジタルデータ(標高モデル、衛星画像)の統合によって、①現地の農業の持続可能性評価に資するために土地利用(農地の利用形態、分布)、微地形(土地の起伏)、水循環機構(水路網を中心とする地表水の流れのあり方)の関係の現状を明らかにするとともに

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インキュベーション・プログラム
R5-6 1-2「『東南アジア型発展径路』概念の深化に向けたFieldNote Archiveの可能性: インドネシア・南スラウェシを事例として」(令和5-6年度 AY2024 継続)

本年度の主な作業は次の3点である。(1)先行研究・公刊史資料およびFieldNote Archiveを利用して南スラウェシ州東南部の歴史的展開および研究状況を整理し、研究手引書を作成する

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インキュベーション・プログラム
R6-7 1-3「山村の景観形成においてヤマチャが果たした機能の検討にむけた分野横断的研究」(令和6-7年度 AY2024 新規)

東南アジア山間地では、自生する「ヤマチャ(山茶)」を意図的に残した「ヤマチャ景観」が形成され、地域史に大きく関与していることが報告されてきた

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インキュベーション・プログラム
R6-7 1-2「東南アジアにおけるマダニ媒介性感染症の実態解明と簡易迅速的な診断法の構築」 (令和6-7年度 AY2024 新規)

フィリピンやベトナムは近年著しい経済成長を遂げ、日本への農畜産品の輸出も急増している。しかし、これらの地域における種々の感染症は、家畜の生産性向上を妨げる最も重要な位置を占める

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フィールド滞在型プログラム
R5-6 4-1「東南アジア農村社会における人々の機会とリスクに関する研究枠組み構築の試み」(令和5-6年度 AY2024 継続)

グローバル化と連動した産業・就業構造の変化、交通インフラ・手段の発達、人的資源の質の向上といった変化が、東南アジアの地方農村社会にも押し寄せてきている

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