AY2025
R7-8 4-2「フェミニスト経済的連帯による都市⼥性起業の強化:バンジャルマシン市における⼥性農業グループ(WFG)を通じた実践型研究」(令和7-8年度 AY2025 新規)
本研究は、インドネシア・バンジャルマシン市の女性農業者グループ(WFG)を対象に、フェミニズムの原則と連帯経済の視点からその制度的可能性と戦略を分析し、都市女性の経済的自立と起業支援の方策を探究するものである
R6-7 4-1「情報化時代における東南アジアの辺境社会」(令和6-7年度 AY2025 継続)
情報化社会の波は、焼畑、狩猟採集、漁撈などを営んでいた東南アジアの辺境社会の人々にも及んでいる。特に近年は、国家や市場アクターがSDGsの実践等を契機に情報基盤を整備することで、辺境社会は遠隔地と強力に結合されつつある
R7-8 5-1「タイのカツオクジラの特殊な採餌様式に関する国際共同研究」(令和7-8年度 AY2025 新規)
本研究は、タイ湾に生息するカツオクジラの採餌行動を解明し、その保全に貢献することを目的とする。タイ湾で確認されたカツオクジラの「バクバク採餌」は、ヒゲクジラ類では世界で唯一の採餌様式であり、水面付近で行われる採餌のため、船舶衝突や漁網絡まりのリスクを高める可能性がある
R6-7 5-1「フィリピン大学と日常の政治―路上、教室と大統領執務室」(令和6-7年度 AY2025 継続)
フィリピンの最高学府であるフィリピン大学について、フィリピン政治を特徴づける一つの制度として捉え、特に主要学部の教員や卒業生のネットワーク、外交、エネルギー政策やマクロ経済運営の分野で果たしてきた役割を検証する
R7-8 6-1「東ティモールの地域言語による刊行物の保存整理および言語文化コレクションの構築」(令和7-8年度 AY2025 新規)
本研究の目的は、東ティモールの地域言語によって書かれた刊行物を基盤とする大型コレクション、「東ティモール言語文化コレクション」を構築することである。令和7年度は、共同研究費および大型コレクション購入費を活用し、東ティモール国内外に散らばる刊行物の収集を行う(令和8年3月に渡航予定)
R6-7 6-1「タイ葬式本の資料共有化とその学術利用に係る実践的研究」(令和6-7年度 AY2025 継続)
タイの葬式本は、タイ研究上の重要な基礎資料である。本研究では、京都大学東南アジア地域研究研究所図書室とタマサート大学プリーディー・パノムヨン図書館が所蔵するコレクションを対象として、1.資料情報を整備し、ウェブOPAC上で資料検索ができるようにする、2.両図書館間において資料情報及び資料を共有するプラットフォームを整える、3.葬式本コレクションを所蔵する米豪の図書館と、メタデータ記述の標準化を図る、4.葬式本の資料評価とその学術利用手法を検討する
R6-7 6-2「海峡植民地年次報告書統計資料のデータベース化と次世代研究の可能性再考」(令和6-7年度 AY2025 継続)
イギリス植民地「英領マラヤ」は、その統治拠点をシンガポール、ペナン、マラッカを主領域とする海峡植民地(Straits Settlements, SS)とした
R7-8 7-1「インドネシア・デジタル沈香研究センターの構築」(令和7-8年度 AY2025 新規)
インドネシアの沈香は資源の枯渇が問題となっている。国際共同研究加速基金「ウォーレシア・パプア域の沈香―種の分布・成分・遺伝資源保全の共同研究」(代表山田勇、2020-2025年)によって進めていた沈香に関する研究活動は、2025年6月の代表者逝去によって即時執行停止となった







